三模《日本文明的历史变迁》课程小组报告主题定为了“御成败式目”,然而up费劲心思才找到玉川学园多贺让治先生翻译成现代日语的版本,而翻译成中文的版本更是寥寥无几,且因为一些懂得都懂原因,一般情况下境内网民事看不到的。于是为了便利课程报告的准备,同时磨练一下日语水平,up打算利用一个月的时间,以多贺让治先生翻译成现代日语的版本为蓝本,每天一两条自己慢慢把它翻完。译文仅供参考,还请各位日语大神们批评指正。
简要的翻译背景:《御成败式目》事镰仓幕府第三代执权北条泰时领衔制定,事以武士为中心,以武士生活为基本的第一部武家法典。
以下为现代日语译者记:
鎌倉時代にできた法律といえば「御成敗式目」(ごせいばいしきもく)です。それまでの日本には主に貴族が用いていた「律令」(りつりょう)がありましたが、武士の生活にあった法律はありませんでした。御成敗式目は武士と庶民に影響(えいきょう)を与えた法律であり、それ以後の室町幕府や戦国時代の家法(かほう)にも強い影響を与えました。
要说镰仓时代诞生的法律,那自然会想起《御成败式目》。在这部法典诞生以前的日本,尽管存在主要由贵族使用的“律令”,但并没有与武士生活相适应的法律。御成败式目则不仅是对武士及庶民均施加影响的法律,同时又对之后的室町幕府、战国时代的家法产生了巨大的影响。
※「ごせいばいしきもく」または(貞永式目=じょうえいしきもく)
《御成败式目》又作《贞永式目》
御成敗式目は51箇条あります。ここでは分かりやすいように、現代の言葉に直してあります。法律は世の中を映しだす鏡です。みなさんもこの式目から当時の社会のありさまを読み取ってください。
注意 分かりやすくするために、原文とは違った文言や言い回しを用いている部分があります。
御成败式目共51条。在此为了便于理解,采用现代的语言(日语)加以删改。法律是映照世间的明镜。也请大家阅读此式目,领会当时的社会掠影。
制作・著作 前武蔵守平朝臣泰時・多賀歴史研究所 多賀譲治(訳者)
※式目訳は学校の授業で使用される場合は転載自由です。
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中文翻译:ユミルの温泉
本文内容转载及翻译制作仅作学术交流使用,请勿作于其他用途,否则请先行向多贺让治先生申请授权——[email protected]
第1条:「神社を修理して祭りを大切にすること」
第一条 关于修理神社及郑重举办祭典
神は敬うことによって霊験(れいげん)があらたかになる。神社を修理してお祭りを盛んにすることはとても大切なことである。そうすることによって人々が幸せになるからである。また、供物(くもつ)は絶やさず、昔からの祭りや慣習をおろそかにしてはならない。関東御分国(かんとうごぶんこく)にある国衙領(こくがりょう)や荘園(しょうえん)の地頭と神主はこのことをよく理解しなければならない。神社を修理する際に領地を持つ神社は小さな修理は自分たちで行い、手に負えない大きなものは幕府に報告をすること。内容を調べた上で良い方法をとる。
神因敬畏而灵验①显明。修理神社以及盛大地举办祭典是非常重要的事情,因为如是可以让人们变得幸福。另外,不得断绝供物②,不得疏忽于源自过去的祭典及惯习。关东御分国③的国衙领④与庄园⑤的地头与神官必须理解此事。在修理神社之际,对于拥有领地的神社而言,小型的修理由其自己实行,无法自行解决的大型修理,应向幕府报告,在调查具体事项后采用有效方法修理。⑦
※(れいげん=神仏にいのってあらわれる不思議なしるし「御利益(ごりやく)」) ※(くもつ=そなえもの) ※(かんとうごぶんこく=将軍の知行国=ちぎょうこく=支配する国) ※(こくがりょう=朝廷に税を納める領地だが、関東御分国のばあいは将軍にも税をおさめる) ※(しょうえん=有力貴族や大寺社の領地だが、鎌倉時代には名目上のものが多かった) ※(ぜんしょ=うまく、あとしまつすること)
注
①灵验(れいげん):向神、佛等祈祷而显明的被称为御利益的不可思议的征兆
②供物(くもつ):即供品
③関東御分国(かんとうごぶんこく):即由幕府将军支配的国家
④国衙領(こくがりょう):本应向朝廷交税的领地,在关东御分国则向将军交税
⑤荘園(しょうえん):本来是有实力的贵族及寺庙神社的领地,镰仓时代打着这个旗号(实际上不是贵族神社的领地)很多
⑥善処(ぜんしょ):巧妙地妥善处理
第2条:「寺や塔を修理して、僧侶(そうりょ)としてのつとめを行うこと」
第二条 关于僧侣对寺庙与佛塔的修理应当履行的义务
僧侶は寺や塔の管理を正しく行い、日々のおつとめに励(はげ)むこと。寺も神社も人々が敬うべきものであり、建物の修理とおつとめをおろそかにせずに、後のち非難(ひなん)されるようなことがあってはならない。また、寺のものを勝手に使ったり、おつとめをはたさない僧侶は直ちに寺から追放すること。
僧侣应当正确地管理寺庙及佛塔,每天恪尽职守地修行。寺庙以及神社都是人们敬仰之物,若不疏忽于建筑的修缮以及修行,之后必不可能受到非难。另外,擅自使用寺庙的物品,或者未尽修行义务的僧侣,将立刻自寺庙中放逐。